よく聞かれることなんです。私が名刺を出すと、「公認会計士と税理士と何が違うの?」って(^^) ですよねぇ。わかりにくいっていうことは共感できます。
そんな時は、「だいたい一緒ですよ(^^)」ってお茶を濁すんですが、公認会計士と税理士は似て非なる職業で、明確な違いがあるにはあります。巷でよく言われている、公認会計士の専門は、、うんたらかんたら、、税理士はどうとかこうとか、、というのは、みなさんほかのサイトなどで調べてみてください(丸投げ)。おおむね間違ってはいません。
ここでは資格やその専門領域の違いではなくて、少し視点を変えた話をします。
みなさん、公認会計士や税理士に実際に会ったことはありますか?ご自身でお商売をされている方のほとんどは税理士には会ったことはあるでしょうね。でも、みなさんが上場企業で経理や財務、IRなどを担当する部署にお勤めでない限り(もしくは「特殊な事業」がない限り)なかなか、公認会計士に会ったことがある方って少ないかもしれませんね。
じゃあ、公認会計士ってレアキャラ(笑)なのかと言われれば、、、税理士と比べると人数は半分程度(令和2年8月時点で税理士は8万人近くいるのに対し、公認会計士等は約3.9万人)ですが、レアキャラというほどでもないでしょうね。
注:公認会計士「等」は、、あまり気にしていただかなくてもいいのですが、国家試験に合格しただけの人で、まだ公認会計士とは言えない人が約7千人もいます(名刺に「公認会計士」って書けません)。 詳しいことは別のサイトで調べてみてください(また丸投げ)。m(__)m
じゃあ、どうして公認会計士に会った人が少ないのかといえば、(「特殊な事業」がない限り)クライアントが大企業に限られていて、業務は多岐にわたるにもかかわらず実際に会う人が限られるからだと思います。税理士は個人から超大企業まで関わり合いがありますが、公認会計士は個人はもちろん、法人でもかなりの規模にならないと「公認会計士として」は関わり合いがありません。ここが税理士との最大の違いといえるでしょうね(多分)。
私は独立開業しているので、個人クライアントにもお会いしますが、それは「公認会計士としてではなく税理士として」お会いしています。あっ、「特殊な事業」がある法人クライアントには「公認会計士として」お会いしていますけどね。
少し長くなってしまいましたね。「特殊な事情」については、、、いつかまたの機会に。