確定申告真っ最中ですね。この時期じゃなくても、僧侶をしていると、、、税理士をしていると、、、「坊主丸儲け」ってよく聞きます(T_T)
結論から言うと、、、間違いです!そんなことはありません。僧侶もサラリーマンと同じように年末調整や確定申告をして所得税を払っています。(2~3年前在京キー局の製作スタッフの方からいきなり電話取材?があって同じようなことを聞かれて、結構丁寧に説明したんですが、、、、番組には反映されていませんでした。)
お寺関係者以外の方からはわかりにくいかもしれないんですが、お寺(宗教法人)≠住職(僧侶)なので、お寺の収入(法要の布施等)と僧侶の収入(給与等)は別なんです。僧侶の収入はお寺からの給与として、普通のサラリーマンと同じように源泉徴収もされますし、年末調整や確定申告を行っています。
お寺の宗教事業にかかる収益に対して法人税等がかからないのは事実ですが、これって、私立学校を運営している学校法人や、老人ホームを運営している社会福祉法人、あの日本伝統の競技を運営している公益財団法人○○会なんかも同じです。
でも、お坊さんだけこのように言われてしまうのは、、、自省も込めてもっと情報を発信していかなくちゃだめですね。
そうそう、余談ですが、坊主って呼ばれるのを(私を含め)お坊さんはすっごく嫌います。自身のことを「愚僧」って言ったりするのにおかしなことですが、人に言われるのは嫌なんですね。修行が足りないのかな(^^)